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2017年3月16日

アイカ工業<4206>、タイの接着剤・可塑剤製造販売会社Thai Chemical Corporation Ltdの株式取得

アイカ工業株式会社は、自社100%子会社であるアイカ・アジア・パシフィック・ホールディング社を通じてタイ東部・中部を主要市場としている接着剤可塑剤製造販売会社Thai Chemical Corporation Ltdの60%の株式を三菱商事株式会社から取得するための株式譲渡契約を締結することを決議し、同日、三菱商事と同契約を締結した。
Thai Chemical Corporation社の主要株主であるタイのスリフォンフォングループが所有するThai Chemical Corporation社の株式60%のうち59%超を三菱商事が取得し、その後、アイカ・アジア・パシフィック・ホールディング社が三菱商事からThai Chemical Corporation社の株式60%を取得する。
これにより、南アジア最大の木質ボード生産国であるタイにおいて、最大かつ同国全域をカバーできる木質ボード用樹脂メーカーとなり、今後もを活用してタイにおける産業用フェノール樹脂事業ならびに可塑剤事業の展開も図るとしている。
アイカ工業は2017年3月期を最終年度とする中期4ヵ年計画において「海外事業・機能材料事業の展開加速を通じた事業構造の変革」を経営戦略に掲げており、2012年12月に子会社化したアイカ・アジア・パシフィック・ホールディングス社を通じて建築用・産業用の接着材・樹脂事業により事業拡大を図った。また、2015年9月には昭和電工株式会社のフェノール樹脂事業を譲受け、自動車、鉄鋼、塗料、電子材料等多様な用途のフェノール樹脂技術と製品群を獲得し、それらを中国・ASEANでの展開も強化すべくシナジー創出に注力している。
自社子会社であるアイカ・アジア・パシフィック・ホールディング社は、タイにおいて、アイカ・アジア・パシフィック・ホールディング社が所有する子会社を通じてタイ南部のハチャイにて尿素樹脂を主体とする木質ボード用樹脂の製造販売事業を、そしてバンコクにおいて産業用樹脂の製造販売事業を展開している。

取得価額:374,000株
取得株式数:事業価値670百万バーツ+各種調整の60%相当
株式譲渡実行日:2017年11月~12月(予定)

<取得する会社の概要>
会社名:Thai Chemical Corporation Ltd
所在地:タイ王国サムットプラカーン県
事業内容:尿素樹脂、メラニン樹脂、フェノール樹脂、ホルマリン、可塑剤の製造・販売
(2015年12月期)
純資産:697百万バーツ
売上高:1,593百万バーツ

<株式取得の相手先会社の概要>
会社名:三菱商事株式会社
所在地:東京都千代田区丸の内
事業内容:地球環境、インフラ、新産業禁輸、エネルギー、金属機械、化学品、生活産業
資本金:204,447百万円

<当該会社の概要>
会社名:アイカ工業株式会社
所在地:愛知県清須市西堀江
事業内容:化成品、建装材、住器建材、電子品の製造・販売
資本金:98億9,170万円
上場証券取引所:東京・名古屋 各市場第一部(証券コード4206)
発行済株式数:67,590,664株(2017年3月16日時点)


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