これまでのM&Aニュース(2017年03月)

2017年3月16日

富士通<6702>、ソレキア<9867>の普通株式に対する公開買付けを開始

ICT(情報通信技術)分野において各種サービスを提供するとともに、これらを支える最先端、高性能かつ高品質のプロダクトおよび電子デバイスの開発、製造、販売から保守運用までグローバルに向けて総合的に提供する、トータルソリューションビジネスを行っている富士通株式会社は、業務プロセスやICTに関する深い理解と幅広いノウハウを背景として、企画立案からシステム設計、アプリケーション開発、さらに最適なハードウェアの選定や調達、完成したシステムの運用、保守に至るまで総合的にコンサルテーションを実施するICT企業であるソレキア株式会社の普通株式に対する金融商品取引法による公開買付けを実施することを決定した。

近年、ICT分野においてはサーバやパソコンといった製品の国内市場は成熟する一方で、クラウド、IoT、ビックデータ等に代表されるデジタルビジネスの台頭は著しく、海外ベンダーを含め競争が激化している。
その中で、富士通は、最短技術であるIoT、クラウド等を整備し、デジタルビジネスプラットフォームの提供や、デジタルビジネスに必須な事業を統合する組織としてデジタルサービス部門を新設している。
ソレキアもデジタル環境への変革認識のもと、デジタルビジネスへのシフトを加速させており、ソレキアがいち早く取組みを開始したREID(電子タグ)関連サービスについては、コンピュータネットワークにつながれた機械同士が人間を介在せずに相互に情報交換し、自動に最適制御が行われるシステムを用いたソリューションビジネスであるM2Mソリューションへと発展させ、ICTを用いて家庭やビル、工場等のエネルギー使用を管理しながら最適化するコンピュータシステムであるEMS、コンピュータを利用して、現実の風景に情報を重ね合わせて表示する技術であるAR、センサーの技術を取り入れながら、物流管理、在庫管理、動線管理、製造工程監視等の幅広い分野でソリューションを提供している。
本決議により、富士通がソレキアを子会社化することで、両社の従来の取引規模を維持できるとともに、富士通は先端をいく対象者のソリューション製品の後方、プロモーション活動等を通じて対象者のビジネス拡大の補助を担いながら、自社のソリューション製品も取り扱うことで、相互にビジネス拡大を進める相乗効果があるものと見込んでおり、ソレキアの先端技術を駆使した今後のデジタルビジネスの拡がりに鑑みると、富士通グループビジネスの貢献に資するとしている。

届出当初の買付け等の期間:2017年3月17日~2017年4月28日
買付け等後における株券等所有割合:87.5%
買付代金:2,573,749,500万円(予定額、735,357株@3,500円)
決済の開始日:2017年5月9日

<取得する会社の概要>
会社名:ソレキア株式会社
所在地:東京都大田区西蒲田
事業内容:電子デバイス、情報関連機器等の販売、システムおよびソフトウェアの開発、販売および電子機器等の保守

<当該会社の概要>
会社名:富士通株式会社
所在地:神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1
事業内容:通信システム、情報処理システムおよび電子デバイスの製造・販売ならびにこれらに関するサービスの提供
資本金:3,246億円 (2016年3月末現在)
発行済株式数:20億7001万8213株 (2016年3月末現在)
上場証券取引所:東京、名古屋  証券コード: 6702 / 東証1部 / 業種: 電気機器


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