これまでのM&Aニュース(2017年03月)

2017年3月27日

倉庫精練〈3578〉、丸井織物と資本業務提携契約締結

倉庫精練株式会社は、丸井織物株式会社に対する公開買付けについて、賛同の意見を表明し、並びに同社と資本業務提携契約を締結した。

なお、倉庫精練は2016年7月における東京証券取引所市場第2部の月刊平均時価総額および月末時価総額が10億円未満となり、東京証券取引所の上場廃止基準に定められている時価総額基準に接触したことから、現在2017年4月末までを期限とする上場廃止の猶予銘柄となっているが、本公開買付けは自社株式の上場廃止を企図したものではない。

近年における繊維業界では、大手繊維メーカーによる国内生産拠点の見直し、繊維分野そのものの縮小、撤退が進み、国内繊維産業の空洞化が強まっており、定番品のみならず差別化商品にまでにも低価格の輸入品が勢いを強め、厳しい市場環境にさらされる中、倉庫精練は国内事業での生産効率と収益性の改善、および海外事業でのメキシコ生産拠点の拡大化・安定化を推進したが、経常損失が336百万円と依然厳しい環境にある。
かかる状況下の中、丸井織物は、倉庫精練の取引銀行から法定相続人ら応募対象株式の取得について打診を受け、倉庫精練の株式取得について検討を開始した。
日本国内における織りから染めまでの一貫生産体制をグループ化することによる、全行程を視野にいれた商品開発やトータルコストダウン、生産リードタイムを短縮した生産体制を構築することができ、染め品自販の拡大が期待できるとし、倉庫精練の普通株式の公開買付けを開始する決議に至った。

丸井織物は倉庫精練を子会社化することにより、強固な資本関係の下で両社が緊密な連携をとりながら、織り工程から染め工程までの一貫生産体制を構築することが可能となり、両社の更なる収益基盤の強化に資するとしている。

届出当初の買付け等の期間:2017年3月28日~2017年4月24日
買付け等後における株券等所有割合:50.01%
買付代金:527,324,000円(予定額、3,563,000株@148円)
決済の開始日:2017年4月28日

<株式を取得する会社の概要>
会社名:丸井織物株式会社
所在地:石川県鹿島郡中能登町
事業内容:合繊織物および合繊産業資材織物の製造ならびに販売
資本金:57,184千円(2017年3月27日現在)

<当該会社の概要>
会社名:倉庫精練株式会社
所在地:石川県金沢市古府町南
事業内容:各種化繊・合繊織編物の精練、染色、捺染、特殊加工、各種繊維製品、染色関連機器、化成品の製造販売
資本金:5億600万円
上場証券取引所:東京証券取引所 第2部市場(証券コード3578)
発行済株式数:7,140,078株(2017年3月27日現在)


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