これまでのM&Aニュース(2017年08月)

2017年8月7日

ツルハホールディングス〈3391〉、杏林堂薬局および杏林堂グループ・ホールディングスと資本業務提携

株式会社ツルハホールディングスは、静岡県浜松市を中心にドラッグストアと調剤薬局を展開する株式会社杏林堂薬局およびその親会社である株式会社杏林堂グループ・ホールディングスとの間で、資本業務提携(子会社化)に関する基本合意書を締結した。

昨今のドラッグストア業界は、市場全体の伸び率が鈍化傾向にある中、競合他社の出店や価格競争が引き続き激化している他、業種の垣根を越えた業務・資本提携による企業の統合・再編への動きがさらに強まっており、厳しい経営環境が続いている一方で、少子高齢化が進む現在では
健康維持・増進や美への関心がさらに高まり、セルフメディケーションの浸透を背景として、身近なドラッグストアへの期待が高まっている。

その中で、ツルハドラッグは、ドミナントエリア戦略に基づく出店およびM&Aによる新規地域への進出・既存店舗網の更なる拡充を図ることで、エリアでの競争力強化・収益基盤拡大を目指すとともに、医薬品・化粧品を核とするカウンセリング販売による専門性と、日用品・食品に至るまで豊富な品揃えによる利便性の両立した店舗展開を実現している。
加えて、プライベートブランド商品の展開拡大・商品力の向上と、グループ共通業務の削減によるローコスト経営、売上規模の拡大によるバイイングパワーの向上等、グループの組織力と収益性の強化に取り組んでいる。
一方、杏林堂薬局は、浜松市を中心とした静岡県で計77店舗のドラッグストア・調剤薬局を展開しており、静岡県での知名度が高い。
店舗補完関係にある両社の相互の自主性・独立性を尊重しつつ、幅広いグループ間のシナジー効果の最大化を目指すことを目的として、本決議に至った。

これにより、スケールメリットを活かした共同仕入れやプライベートブランド商品の共同開発に加えて、相互のノウハウや人材等経営資源を共有するなど、ドラッグストア事業及び調剤事業における相乗効果の最大化を目指すとしている。

資本提携の内容として、ツルハホールディングスは、杏林堂グループの既存株主から発行済株式総数の51%にあたる51,000株を取得し子会社化する予定だが、株式取得の相手先、条件等につきましては今後の協議の上決定するとしてる。

株式取得日:2017年9月下旬(予定)

〈資本業務提携先相手会社の概要〉
会社名:株式会社杏林堂薬局
所在地:静岡県浜松市中区伝馬町
事業内容:ドラッグストア、調剤薬局の経営
資本金:50百万円
(2017年4月期)
純資産:16,374百万円
売上高:89,487百万円

会社名:株式会社杏林堂グループ・ホールディングス
所在地:静岡県浜松市中区板屋町
事業内容:ドラッグストア運営子会社の経営指導および管理
資本金:50百万円
(2017年4月期)
純資産:14,702,063千円

〈当該会社の概要〉
会社名:株式会社ツルハホールディングス
所在地:北海道札幌市東区北24条東
事業内容:グループ会社の各種事業戦略の実行支援および経営管理
資本金:89億60百万円
上場証券取引所:東京証券取引所 市場第1部(証券コード3391)
発行済株式数:48,933,968株