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2017年8月30日

日清紡ホールディングス〈3105〉、ファウンデーションブレーキ事業を豊生ブレーキ工業へ承継

日清紡ホールディングス株式会社は、自社連結子会社である日清紡ブレーキ株式会社等において営む自動車用ブレーキ事業の内、ファウンデーションブレーキ事業をアイシン精機株式会社グループの主要子会社の1社である豊生ブレーキ工業株式会社に譲渡することを決議した。

本取引は、日清紡ブレーキが新たに設立する完全子会社に対して、日清紡ブレーキが対象事業に関して有する資産等を会社分割の方法により承継させる等したうえで、対象会社の発行済株式の全部を豊生ブレーキ工業に譲渡する方法で行う予定。

日清紡グループのブレーキ事業は自動車用摩擦材を中心に事業展開をしており、今後も自社グループのコア事業として、自動車メーカーのグローバル生産に対応するための拠点設備・拡張や、銅規制摩擦材の開発・生産で市場優位を維持するために継続的な投資を行う予定としている。
一方、ファンデーションブレーキ事業は小規模レベルに留まっており、今後電動パーキングブレーキ化等が進む等、現行ファウンデーションブレーキ市場動向が不透明な中、競争力を維持するためには、大規模な設備投資および開発投資が必要となると予想されており、こうした中、日清紡グループの成長戦略、日清紡グループ内での対象事業の発展性、および豊生ブレーキ工業の対象事業に対する評価等を総合的に検討した結果、自動車用部品の製造および販売を主業とし、電動パーキングブレーキの技術を保持しているアイシングループにおいて対象事業の発展を期すことが出来ると判断し、本決議に至った。

今後、日清紡グループは、エレクトロニクス事業とブレーキの摩擦材事業を中心にオートモーティブおよび超スマート社会関連ビジネスへの経営資源の重点配分をさらに推進し、成長戦略を一層加速させるとしている。

譲渡株式数:1,000株(議決権所有割合100.0%)
株式譲渡実行日:2018年2月28日(予定)

<譲渡する対象会社(新会社)の概要>
会社名:日清紡ブレーキ分割準備会社(仮称)
所在地:未定
事業内容:自動車・輸送用機械器具用ファウンデーションブレーキの開発、製造および販売
資本金:未定
設立日:2017年9月25日(予定)

<株式譲渡先相手会社の概要>
会社名:豊生ブレーキ工業株式会社
所在地:愛知県豊田氏和会町道上
事業内容:自動車用部品の開発・設計・製造・販売
資本金:12億円
(2016年度)
売上高:517億円

<当該会社の概要>
会社名:日清紡ホールディングス株式会社
所在地:東京都中央区日本橋人形町
事業内容:エレクトロニクス事業、ブレーキ事業、精密機器事業、化学品事業、繊維事業、不動産事業、その他事業
資本金:27,587百万円
上場証券取引所:東京証券取引所 市場第1部、名古屋証券取引所 市場第1部、札幌証券取引所、福岡証券取引所(証券コード3105)
発行済株式数:178,798,939株