これまでのM&Aニュース(2021年10月)
ENEOSホールディングス株式会社はゴールドマン・サックス傘下で太陽光、陸上風力およびバイオマスの再生可能エネルギー発電大手のジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社のすべての株式を取得し、子会社化すると発表した。
取得価額:約2000億円
取得予定日:2022年1月下旬
ENEOSによると、今回の株式取得後のENEOSの国内外における運転中・建設中の再生可能エネルギーの総発電容量は、約122万kW(2021年9月時点)となり、今後ENEOSは、これまで培ってきたエネルギー事業者としての知見と、JREの事業開発能力を結集して、日本を代表する再生可能エネルギー事業者を目指すとのこと。
〈対象会社の概要〉
会社名:ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社
所在地:東京都港区
事業内容:発電プラント(風力発電、太陽光発電、バイオマス発電その他自然エネルギー発電)に関する事前調査、計画、設計、関連資材調達及び販売、
土木工事、電気工事、建設、運転、保守点検事業並びに売電事業
資本金:219億4,742万5,500 円
連結純資産:39,717百万円
連結売上高:22,416 百万円
連結営業利益:1,656百万円
(財務情報は2020年12月期のもの)
〈当該会社の概要〉
会社名:ENEOS株式会社
所在地:東京都千代田区
事業内容:
石油製品(ガソリン・灯油・潤滑油等)の精製および販売
ガス・石炭の輸入および販売
石油化学製品等の製造および販売
電気・水素の供給
資本金:300億円