これまでのM&Aニュース(2021年02月)
株式会社アイ・ケイ・アイは大成株式会社の普通株式を公開買付けにより取得することを発表した。
公開買付者であるアイ・ケイ・アイは2021年2月8日現在において、対象者の代表取締役社長かつ対象者の主要株主である筆頭株主であり、公開買付者の代表取締役である加藤憲司氏が全ての普通株式を、また加藤憲司氏の長男であり、対象者の代表取締役専務かつ公開買付者の代表取締役社長である加藤憲博氏が全てのA種類株式を、それぞれ所有している。
対象者である大成はTOBに賛同しており、TOBが成立すれば名古屋証券取引所2部への上場が廃止となる。
買付期間:2月9日から3月24日
一株当たり買付価格:1140円
買付予定数:380万9024株
買付予定数の下限:211万4769株(41.61%)
対象者はビルの清掃業務から事業を展開し、現在では総合ビルメンテナンス事業を営んでいる。
新型コロナウイルス感染症の拡大によってオフィス需要の縮小などを中心に主力のビルメンテナンス事業を取り巻く事業環境に不透明感が台頭する中、非公開化によって機動的な経営判断を可能にする体制を作る。