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コングロマリット・ディスカウント (こんぐろまりっとでぃすかうんと / Conglomerate Discount)

コングロマリット・ディスカウントとは、積極的なM&Aなどを通じて事業を多角化している企業において、単体でそれぞれの事業を営む場合と比較したとき、市場からの評価が低下し、株価が下落している状況をいう。
 
コングロマリット(巨大複合企業グループ)を形成するメリットとしては、リスクに対して強いという点が挙げられる。
一方で、シナジー効果を生まない事業を同時に展開していることで、経営資源が分散する上に、経営の複雑化によって非効率な内部資源の移動も発生しやすいため、個々の事業では競争力が低下するというデメリットがある。
また、対外的には十分な情報開示やコーポレート・ガバナンスを実践することが難しくなり、多くの証券アナリストの評価は保守的になる。
投資家の立場としても、通常は、自らの意思で様々な業種に投資をして、リスク分散を図っているため、企業自身がリスクを分散するのではなく、最も強みを生かせる分野に特化することが望ましいと考える。
これらの理由から、市場の評価も厳しくなる傾向がある。
 
コングロマリット・ディスカウントの回避策としては、会社分割などによるスピンオフカーブアウトトラッキング・ストックLBOが考えられる。

 
◆関連ワード
⇒スタンド・アローン問題

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