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更新日:2026/05/28
テーマ: 02.M&A 03.海外ビジネス
インドM&Aの実務 — 買収戦略からDay1まで 成功に導くプロセス(第三部)
開催:2026年5月13日(水)
(本セミナーは二日にわたり実施。第一部・二部は2026年4月22日(水)に開催)
概要
本レポートは、2026年5月13日に実施されたWebセミナー「インドM&Aの実務 — 買収戦略からDay1まで 成功に導くプロセス」の第三部の要点を整理したものです。
インドM&AにおけるPMIは、文化・ガバナンス・オペレーション面の固有課題により難易度が高く、買収前(BDD)段階での検証とPMIの実行準備を密接に繋げることが成否を分けます。本レポートでは、買収後に発生しやすい課題に対処するためのポイントやガバナンス設計について、またBDD段階で押さえるべき確認事項とDay1に備える実務的ポイントをお伝えします。
さらなる詳細についてはアーカイブ配信およびダウンロード資料でご確認ください。
なお、第一部・二部についても同様のレポートを公開しており、こちらから資料のダウンロードやアーカイブ動画のご視聴が可能です。
セミナー構成
第三部:PMI編(Day1から取り組む インド企業経営への備え)
前半:インド企業買収後の経営及び統合
- 直面する課題とアプローチが必要な三大要素
- 統合アプローチの選択
- 文化と社会統合
- ガバナンス設計:
親子の統制と自律/統合スピードと順序/報酬制度
後半:PMIを成功に導く「前座BDD」の勘所と、事業シナジーの新潮流
- PMIを成功に導く「前座BDD」の勘所:
PMIが上手くいかない背景と、BDD段階での対策は?/買収効果創出に寄与する「価値創造BDD(実行基盤検討)」とは?
- インド企業と共創しうる事業シナジーの新潮流
セミナーの要旨
本セミナーでは、まず買収後に直面しやすいガバナンス・文化・オペレーション上の課題を整理し、機能別の統合アプローチ(吸収/共生/保全)の選択基準を示しました。親子関係における統制と自律のバランス、統合のスピードと順序、報酬制度の扱いについて、実際の事例を踏まえて意思決定の観点を提示しています。
続いて、PMIを成功に導くための「前座BDD」の考え方を紹介し、BDD段階での実行可能性評価(担当者・手段・スケジュール)の重要性を強調しました。具体的には、在庫・出荷・出勤データの現地確認、主要顧客・サプライヤーへの照会、帳簿と現場の突合により買収前提の実現可能性を裏取りする方法を解説しています。
また、価値創造に資するBDDとして、要員計画やKPI設計(成果KPIと行動KPIの併用)、段階的なIT統合計画の立案を取り上げ、買収後に直ちに動かせる実行基盤の構築方法を示しました。最後に、インド市場特有の現地化や、インド企業と共創し得る事業シナジーの新潮流について事例を挙げて解説しています。
実務上のポイント
- Day1のガバナンスと基盤整備を優先します。初動で統制が取れないと混乱が広がるため、財務・法務・ITの最低限の稼働を確保します。
- キーマン確保と現地関係の維持を重視します。主要人材や信頼を失わないよう、短期インセンティブやこまめな対話で安定化を図ります。
- BDD段階で「誰が何をいつまでに」を詰め、現地で在庫・出荷・出勤データや取引先照会で裏取りしてPMIの手戻りを減らします。
- 帳簿と現場の整合を取った上で、成果KPIと行動KPI(訪問数など)で日々の実行を管理します。現場検証で財務・キャッシュリスクを低減します。
- 統合は機能ごとに「吸収/共生/保全」を使い分け、IT統合は段階的に進めます。会計・決済などリスク領域を優先します。
- 役割・意思決定ルールと報酬設計を明文化します。決裁基準やエスカレーション、CTCを踏まえた段階的な報酬整備で摩擦と離職を防ぎます。
ご案内
本セミナーのさらに詳しい内容については、アーカイブ配信およびダウンロード資料をご参照ください。
アーカイブ配信および資料は、下記よりダウンロードください。
執筆:YAMADA Consulting & Spire Singapore Pte Ltd
(山田コンサルティンググループ株式会社 シンガポール現地法人)
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