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更新日:2025/10/29
テーマ: 03.海外ビジネス
インド電動化市場の展望と、現調化を後押しするローカルパートナー像
目次
1. インド電動化を取り巻く政策・OEMの将来設備投資
2輪EV (E2W):主要OEMの顔触れ
OLA Electric、Bajaj、TVS、Ather Energyは、電動2輪セグメントで急速に市場リーダーへと成長した。

主なポイント:
・製品・価格戦略:既存のメーカーはEVポートフォリオを中価格帯市場に拡大している。これは、スタートアップが供給力や価格設定の柔軟性に欠けている領域である。
・チャネル優位性:TVSやBajajなどのOEMは、確立されたオフライン流通・サービスネットワークを活用することで信頼を高め、Tier2・3市場での購買転換を促進している。
3輪EV (E3W):主要OEMの顔触れ
E3Wの主要企業は、分散傾向が強く、上位14社程度が市場全体の47%を分け合う形となっている。
市場を牽引するM&M、YC, Saera, Dilli, Piaggio等は、車格・車種の複数セグメントを抑えている。

E3W市場は数多のプレイヤーで細分化している
・尚、上位10社で合計40.1%の市場シェアを占めており、残りの企業はそれぞれ小さな割合を占めている。
・Mahindra LMMは市場のリーダーとして台頭し、59,798台以上を販売してE3Wの広義カテゴリで9.5%の市場シェアを獲得した同社の幅広い製品ラインナップと高い生産能力が成功に大きく寄与している。
・その他の主要プレーヤーにはYC Electric Vehicle(6.8%)、Saera Electric(4.8%)、Dilli Electric(4.1%)、Piaggio Vehicles(3.9%)等が存在し、いずれも相応の市場シェアを保有している。
4輪EV (E4W):主要OEMの顔触れ
インドにおける4輪BEV販売は現在、国内OEMが主導しており、さらなる拡大が見込まれる。Maruti Suzukiをはじめとする韓国・日本メーカーは参入しており、新型モデルの投入に伴い成長が期待される。

確立された市場での存在感:TataのEV製品は既にインドのEV市場で確固たる地位を築いており、高いブランド認知度と顧客の信頼を示している。
コストパフォーマンス提案: Mahindraの電気自動車は、手頃な価格で魅力的な機能セットを備えていることから支持を集めており、中価格帯セグメントにおける有力な選択肢としての地位を確立しつつある。
今後の製品パイプライン:Honda(HEV)とSuzukiは、新製品の投入によりEV/HEV分野に参入する見込み。
2.現調化圧力の影響を受けやすい部品種別
インドが現調化に苦慮している部品種別
EV用セルやパワーエレクトロニクスなどのEVコンポーネントは依然として輸入への依存度が高い。
尚、足もとでは一部の地場企業によるパック工場の設立や、(希土金属を除く)モーターコアの現調化は進んでいる。

インドが現調化に苦慮している部品種別
電子制御モジュールやテレマティクス関連のモジュールは依然として輸入に大きく依存している。
例えば、センサー、コネクター、ハーネス等の現地生産能力向上は、インドにとって喫緊の課題である。

3. 主要部品に紐づく現地Tier2サプライヤーの紹介
供給関係の俯瞰 ーバッテリー・パワトレ編
バッテリー分野:アルトミン等のTier2が、部材調達からセル部品製造までを担っている。
インドのパワートレイン分野:Tier1/2サプライヤーが連携し、積層板やモーター部品のSCを構築している。

供給関係の俯瞰 .サスペンション編
サスペンション関連製品は、バネ、ダンパー、その他(アーム、フレーム等)に大別されうる。
特にバネとダンパーでは、一定数以上地場系Tier2サプライヤーが存在している。

4. 日系企業の採りうる施策類型と現調化の位置づけ
5. 山田コンサルティンググループ・執筆者の紹介
インド・自動車関連の対応可能なテーマ
弊社では、貴社の経営課題に対し、包括的な支援内容の提供が可能です。
対応可能なテーマ例
| 動脈~静脈 | |
|---|---|
インド進出前 | ・有望セグメント(州、車両、バリューチェーン等)の特定 |
インド進出後 | ・インド中央政府・業革団体との面談設定 |
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執筆:YAMADA Consulting & Spire Singapore Pte Ltd
(山田コンサルティンググループ株式会社 シンガポール現地法人)
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