当社事例
更新日:2020/11/05
テーマ: 02.M&A
継ぐ意思のない子には事業を承継せず、 同業他社へM&Aで譲渡
該当領域・事業
事業内容
建設業・ホテル業
その他特記事項
売上高:10億円
企業のニーズ・課題
1.社長の子どもを、「建設業」「ホテル業」両社の専務に据え、後継者教育を行ってきた。
2.後継者候補の子どもが「建設業の承継を拒否」し、「ホテル業だけを引継ぎたい」と言い出している。
3.このままでは廃業するしかない。従業員や下請け企業を守るためにもなんとかしなければならない。
ご提案した施策のポイント
建設業を継続させるためには「事業の選択と集中」が必要と判断し、M&Aによる譲渡を提案。
従業員全員の継続雇用と社名を残すことを条件とし、同業者へ打診。そのうちの1社を買手候補企業として選定。
株式の譲渡対価と退職金の支給により、経営者の創業者利益を最大化する買収スキームを検討。
フェーズ
フェーズ 01
- 買手候補企業を選定
- 事前にセルサイド・デューデリジェンスを実施
フェーズ 02
- 買手候補との面談(2社目との面談で基本合意を締結)
- デューデリジェンス(買収監査)の対応支援
- 株式譲渡と経営者への退職金支給で合意
- 最終契約を締結
フェーズ 03
- 買手企業が株式を100%取得し、対象企業を完全子会社化
- 譲渡代金の受け渡し、社長に退職金の支払い
- ホテル業は息子が承継
- 社長が勇退し、後任経営者への事業承継が完了
成果・効果
・打診から3ヶ月後、対象企業の株式は買手企業に100%取得された。
・社長の希望通り、建設業の従業員は全員が継続雇用され、社名も残すことができた。一方、ホテル業は息子が承継し、社長に就任した。
・社長は引退して、株式の譲渡対価と退職金でゆとりのある生活ができている。
・3ヶ月という短い期間で承継を完了できたのは、社長が早くから承継を考えて財務・経営改善の努力をしてきたからこそである。
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