当社事例
更新日:2020/12/10
テーマ: 02.M&A
スポンサー型MBOにおける、議決権付配当優先株式の導入
該当領域・事業
事業内容
コンテンツ企画・製作・販売
その他特記事項
トランザクション前の対象企業の株主:上場企業95%、個人を含む少数株主5%
企業のニーズ・課題
1.アニメ製作会社(当時上場企業の子会社)のマネジメントが、MBOを企図。
2.MBOのための資金がないのだが、「対象企業のクライアントの中にシナジーがあると考えている企業があり、ここにスポンサーになってもらえないか」という相談を受ける。
3.資金のないマネジメントに51%超の議決権を与え、スポンサーとしてガバナンスを利かせるスキームの構築が必要。
4.現オーナー(上場企業)も、10%程度の継続保有方針があった。
ご提案した施策のポイント
スポンサーは、マネジメントが設立する特別目的会社(SPC)に資金を貸し付け、SPCにて51%を取得。スポンサーも34%を直接保有し、拒否権を確保。その他は、上場企業の保有比率が10%、少数株主5%という状況。その後は、少数株主をスクイーズアウト(スポンサーにて買い取り)し、SPCの保有する株式を「議決権付優先配当株」に種類変更。当面は、対象企業で発生するキャッシュ・フローを、SPCにて配当で吸い上げ、スポンサーへの返済資金に充てる。これらの一連のスキームを前提のうえで、上場企業及びマネジメントとの交渉に当たった。
フェーズ
フェーズ 01
- デュ―デリジェンス
- バリューアナリシス
フェーズ 02
- スキーム構築
フェーズ 03
- 交渉(価格、スキーム)
フェーズ 04
- 契約
- クロージング
成果・効果
・マネジメント
資金がない中で、念願のMBOが叶い、51%のコントロールができた。
スポンサーからの借入返済も、自身が企業の利益を出し続ければ返済が可能である。
・スポンサー
直接保有34%となったことで拒否権を確保し、マネジメントへの牽制を働かせることができる。マネジメントへの貸付金も、対象企業の収益・キャッシュ・フローを原資とする回収スキームが構築できた。
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