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当社事例

更新日:2026/06/18

テーマ: 07.不動産

不動産の悩みが顕在化する前から支援し、介護資金の調達と相続準備を実現した事例

クライアントDATA

・依頼者:60代 会社員 男性
・保有資産:実家(土地100坪)、月極駐車場(土地60坪)※ともに80代の父が所有

実家
実家
築45年の5LDK
駅から徒歩10分
月極駐車場
月極駐車場
駅から徒歩8分の更地
収益性が高い

相談内容

・実家に年老いた父がひとり暮らしをしているが、そろそろ介護の必要性を感じている。施設に入居した場合、誰も住まない実家をどうしたらよいか。 
・父は健在であり、売ると決めたわけではないので、今の時点で不動産会社に相談するのはためらわれる。
・売却すべきか、保有した方が良いのか、その他に何か選択肢はあるのか、少し話を聞いてみたい。

当社の関わり

明確な課題が定まっていない、ぼんやりしたお悩みの段階から相談を受け、多角的にソリューションを想定した。各種検証しながら方向性を決め、実行を支援した。

実家について検討したソリューション

有効活用・リフォームして賃貸する

実家をリフォームして賃貸することを想定し、周辺賃料相場調査とリフォームの検証を行った。建物は築45年の5LDK、住宅設備を総取り換えしないと借り手は付かない。リフォーム費用の見積もりは600万円であった。一方、リフォームしても築年数は古いままであるため想定賃料は月額20万円程度。

→先行投資しても回収に2年以上かかる。投資回収できたとしても時間の経過とともに建物躯体の老朽化が進む。将来的な修繕リスクも鑑みると、賃貸に出すのは現実的ではない。

有効活用・賃貸マンションに建て替える

実家を取り壊して賃貸マンションを建築することを想定し、市場調査及び有効活用の手法と収支の検証を行った。

→駅から10分の好立地であり、賃貸需要は見込める。ただ、建築費が高騰しており、採算が合わない。

売却

売却を想定し、時価(流通価格)の検証と市場調査を行った。実家の土地は100坪あり、一般の消費者が住宅用地として買い受けるには大きい(周辺エリアの平均住宅面積は約30坪)。買手としては開発を行なう不動産会社が有力となる。実際の流通価格を把握すべく、クライアントと相談の上、水面下で不動産会社に打診を行った。

本ソリューションを採用
分譲マンションを開発する不動産会社から購入希望があり、クライアントの想定を超える金額の提示があった。

月極駐車場の扱い

想定売却価格と保有し続けた場合の収益を鑑みて、流動性が高い駐車場を急いで売却する必要はないと判断。今は何もせずそのまま保有することにした。

クライアントは父と話し合いのうえ、月極駐車場は引き続き保有、実家は売却することにし、売却益を介護施設への入居資金に充てることにした。

不動産売買仲介

ソリューション検討段階ではクライアントの父が健在で「まだ売ると決めていない」状況を踏まえ、非公開での買手探索を提案。当社ネットワークを通じて分譲マンションを手掛けるデベロッパー数社に対し、事前情報提供・打診を行った。
実家を売却するという意向が確定した後、買主からの条件(売買契約のスケジュール、測量や既存建物の取扱い、引渡し時期など)について、クライアントの希望(介護施設への入居を前提とした引渡猶予など)を優先して調整。売買契約手続きのほか、残置物処分業者や測量会社の手配から残金決済と最終的な引渡しまで一貫してサポートした。

本事例のポイント

・コンサルティング会社だからこそ有効活用を含め多面的な検証が可能になり、関係者が納得感を持って売却することができた。
・お悩みが顕在化する前にご相談いただいたことで、介護施設入居のタイミングで必要資金を確保でき、また結果的に将来発生する相続に向けた準備もできた。