譲渡会社:X社
譲受会社:A社
当社は、専門誌業界では高いブランドを確立している出版社(編集プロダクション)である。
業界における出版社としてのポジションは確立しており、編集プロダクションとしても定期刊行物の編集能力など他社にない独自の技術を有している。
これまでは順調に事業を拡大してきたが、出版物(書籍、雑誌)の市場規模は、メディアの多角化による消費者の書籍離れや、電子書籍へのシフトなどの影響により長期的に縮小傾向にある。また、出版業界の大きな収入源の一つである広告収入も同様に、インターネット広告へのシフトを背景に市場規模が縮小している。
一方で、内部の管理体制にも問題を抱えていた。一定の規模に拡大した今となっては、社長は経営に注力する必要があった。しかし、社長は最後まで作家・編集者でありたいという強い希望を持っており、結果として経営と現場の両方を管理せざるを得ず、両方の業務に対して十分に手が回っているとは言い難かった。
これらの問題を解決する為に、M&Aによって自社にない技術を持つ企業と提携し、経営の専門家を招き入れることで、自社を持続的に発展させることはできないかと考えた。
買手候補選定の基本方針
A社を選定した理由
成約のポイント
事業の発展
経営の引き継ぎ