組織再編コンサルティング
経営企画
経営環境の変化に合わせ、組織もまた環境に適応した変化が必要です。
事前に考え得る論点を洗い出し、合理的な選択肢を提供いたします。
概要
スピンオフ、持株会社(HD)化、子会社の再編など、選択肢は数多く考えられますが、本来の目的を見失い、
手段ありきで組み立てられた「絵に描いた餅」の組織は機能しません。
戦略の立案、計画(スケジュール)の策定からリスクの洗い出し、各種手続きのサポートまで、ワンストップで対応し、
真の経営課題を理解した上で、効果的なストラクチャーをご提案します。
課題例
- ・同一グループの会社が同一商圏で近しい業態を展開しており、カニバリズムと経費の無駄が発生している
- ・各社間で仕入や貸借関係があり、資金の流れが不透明であるため、各社の正常収益力を把握できない
- ・各社に間接部門があり、重複コストが発生している
モデルケース
資本関係を整理し、各社の収支と責任・権限を明確にすることで、事業上のボトルネックを浮き彫りにした
スキーム設計から業務改善まで
クライアントのあるべきグループ経営体制を確立するべく、子会社の統合、スピンオフによる新会社設立、グループ会社間における株式の持合解消など、プランニングから実行までを支援します。
スキームの設計、労働承継などの法律手続き等から、オペレーションやシステムの見直しなど派生する課題解決まで対応可能です。
持株会社(HD)の設立
持株会社を設立して経営機能を移管することで、戦略と事業の分離、子会社における責任体制の明確化、事業構造の改革などが推進されます。
持株会社(HD)化にあたっては、その目的を明確にするとともに、ガバナンス、組織機能、権限設計、人事、経理、経営管理など、持株会社の運営にかかわる総合的な設計が必要です。
各種シミュレーション
組織再編を行うことによって、財務数値がどのように変わるのか、定量的に把握しておくことが重要です。
サービスの流れ
00
実行前
01
資本政策の検討
誰に移転するか
- ・誰(どの会社)に渡す「べき」なのかを検討します。
- ・これにより、将来的な経営体制の安定度が大きく変化します。
将来の経営と資本の関係
- ・経営者・経営陣、経営の方向性を踏まえ、
資本と経営の一致または分離を決めます。
会社間の関係
- ・グループ内の各事業会社間の事業のつながりに
配慮します。 - ・グループ内の保証関係・債権関係を確認します。
02
計画策定
下記の観点を検証して最適な再編スケジュールを策定します。
・法務上の必要手続き・期間と会計年度
・繰越欠損金
・グループ法人税制や組織再編
・事業に対する影響
・人事・労務(退職金、雇用関係)
03
実行
例:吸収合併手続きの流れ
合併契約締結
株主総会
株主等・債権者
への通知
反対株主への対応
登記
04
組織再編の実行後
M&Aを検討する法人向けサービス
- 事前準備
- 実行支援
- 事後サポート