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当社事例

2020/12/21

テーマ: 02.M&A 11.事業再生

老舗酒類製造会社の事業再生出口戦略としてのM&A事例

A株式会社 B株式会社
事業内容:製造業 事業内容:卸売・小売り等
エリア:非公表 エリア:非公表
売上規模:1億円以上 売上規模:100億円以上

当社の関わり方

本件におけるポイント

  • ● A社は長い歴史を持つ酒類製造会社であり、製造のノウハウを持っていた
  • ● A社は受賞歴が多数あり、一定のブランド力を有していた
  • ● A社の株主が多数に分散しており、株主の取りまとめが必要だった
  • ● A社のブランド力の強化には、設備投資資金を確保する必要があった

案件概要

本件は老舗酒類製造会社の譲渡案件である。
A社は長期にわたり赤字経営の状態が続いていた。
数十年前までは、地場では最も名の知れた酒類製造会社であったが、業況拡大期において適切な投資が行えていなかったためマーケットの変化に順応できず、認知度・ブランド力・主要取引先へのプレゼンスは徐々に低下していった。

ブランド力強化のため様々な方法を模索するも、投資資金不足が大きなボトルネックとなり大きな打ち手を講ぜずにいた。

足元の資金状況も再度逼迫してきたことから、自力再生を断念。「ブランドを残すこと」「従業員雇用の継続」を条件として買い手探索に動いた。

背景・売り手オーナー様の課題

  • ● マーケット変化に対応出来なかったことによるブランド力・プレゼンスの低下
  • ● 上記に起因する長期的な業況低下
  • ● 業況低下に伴う、ブランド力再構築のための投資資金不足
  • ● 株主が多数に分散していたため、迅速な意思決定ができない状態

買手候補選定の基本方針

  • ● 従業員の継続雇用、ブランドの存続を希望していた
  • ● A社のブランドを強化するには販路と設備投資が必要であったため、営業力・資金力を保有する先を希望していた

A社を選定した理由

B社は元々自社で製造設備を投資予定であったことから、人員と歴史のあるブランドを早期に得ることができる本件は魅力的だった

成約のポイント

  • ● A社の株主が多数に分散しており、株主の取りまとめが必要であった。譲渡実行前からB社のサポートを得ることができ、株主への交渉をスムーズに行うことができた

成果・効果

設備投資資金の確保

  • A社のブランド力を強化するためには酒質改善が必要であり、不可欠な設備投資が可能な資金力を得た

営業力の強化

  • A社の業績改善には販路拡大のための営業力及び自社ブランドをアピールするための一定のプロモーション費用を賄えるリソースを得た