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当社事例

更新日:2022/10/12 公開日:2022/09/20

テーマ: 04.コーポレート・ガバナンス

取締役会の実効性評価を実施した事例

該当領域・事業

事業内容:サービス業
その他特記事項 上場市場:東証プライム市場

企業のニーズ・課題

・ 取締役会の機能強化を図りたいが、何をすればよいかわからない
・ プライム市場にふさわしいコーポレート・ガバナンス体制を構築したい
・ コーポレート・ガバナンスを形式的な対応から実質的な対応に深化させたい
・ 取締役会実効性評価は何から始めればよいか分からない
・ アクティビストや機関投資家から指摘を受けない、隙のないガバナンスを実現したい

ご提案した施策のポイント

論評・レビューにとどまらず、現状分析から課題の抽出、今後の取締役会の機能強化につながる取締役会実効性評価を実施した。

1.評価範囲・項目
初めて取締役会実効性評価をされるため、論点を絞り質問事項を設定

2.手法
アンケート方式で各質問に自由記述欄を設け、オンラインで回答できるようにした
取締役・CEO、筆頭社外取締役にインタビューも併せて実施した

3.報告
アンケート結果に加え、現状のコーポレート・ガバナンス上の課題を明確にするようにした

フェーズ 01

  • 実施の目的の確認と手法の検討
  • 質問項目の選定

フェーズ 02

  • アンケート方式、インタビュー方式の併用による質問

フェーズ 03

  • 評価結果報告書の提供

取締役会実効性評価を行った成果・効果

・ 社外取締役から積極的な意見が表明され、取締役会の審議、取締役会事務局の体制の改善点が抽出された
・ 評価結果報告書ではコーポレート・ガバナンスにかかわる外部環境を踏まえた改善の報告性を示すことができた
・ 取締役会の議論において、取締役会の機能向上のための具体的なアクションプランについて積極的な意見が交わされた
・ 取締役会の機能強化に向け、付議基準や役員報酬の見直し、サクセッションプランの充実、取締役のトレーニングなどの課題が明確になった
・ 取締役会事務局は明確となった課題に対する改善策を練ることができるようになった

※第三者機関として取締役会実効性評価をした際は、利益相反が懸念されるため、翌期以降の抽出された課題に対するコンサルティングの実行支援をお断りすることがございます。