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2022/07/28

テーマ: 03.海外

上海ロックダウンが消費者行動に与える影響

目次

WEBアンケート調査概要

アンケート実施概要

本調査は2022年6月、上海市在住者を対象に、年齢、性別を問わず、オンラインにて実施した。
調査結果から見ると、年齢は「26~35歳」、職業は「会社員」の回答者が最も多い。

調査対象:  上海市在住の男女
実施時期:  2022年6月
調査手法:  オンライン調査
有効回答数: 420

WEBアンケート調査結果サマリ

アンケート調査結果から見る上海ロックダウンが消費者行動に与える影響

世帯収入

6割以上の消費者がロックダウンにより世帯収入が減少した。

消費

消費に対してロックダウン前より慎重な姿勢、特に外食とエンターテインメントに関連する支出が大幅に削減されている。一方、ネットショッピングに対する熱意はあまり変わりがなく、消費頻度も大きな変化がない。

貯金

消費者の貯金意欲が高まっている。ロックダウン後、家計簿付けや貯蓄を習慣化した人は約2割増加。

ライフスタイル

食に関する健康志向が上昇している。手料理が消費者に好まれる。在宅での運動とアウトドアがトレンドに。

WEBアンケート調査結果概要

上海ロックダウンによる世帯月収に対する影響

ロックダウン前の世帯月収(税抜き)は、10,001~30,000元の間の消費者が約6割を占めている。
64.7%の消費者がロックダウン後の世帯月収減少と回答、うち25%以下減少した比率が最も多く、全体の36.9%を占める。

上海ロックダウンによる月間支出に対する影響

41.9%の消費者がロックダウン後の支出が減少したと回答。上海における外食は、ロックダウン後も長らく再開されていなかった。
9割以上の消費者が、外食に関連する消費は減少と述べた。約7割の消費者が生活用品とサービス関連支出の増加を選択した。

今年の後半に支出を増やす予定の項目

今年の後半に多くの人は支出を増やすと考えており、その中でも外食と日用品・関連サービスを増やす人の割合が最も多い。

ロックダウン前後、消費者の家計簿付けと貯蓄の習慣変化

ロックダウン後、家計簿付けと貯蓄が習慣化した人は18.1%増えた。

在宅勤務/eラーニングによる支出変化及びオンラインショッピングの月間頻度変化

70%の消費者は在宅勤務/eラーニングにより支出が減少した。
消費者のオンラインショッピングの頻度については、 ロックダウン前後においてあまり大きく変わっていない。

オンラインでの購入商品

ネットショッピングを利用しない人はいない。また、オンラインで日用品を買う人が最も多く、その次はスナック・飲料及び野菜・果物等の食品が多い。

ロックダウンにより備蓄する習慣の変化と備蓄する商品の種類

備蓄する習慣について、ロックダウン前はなく、現在はある人の割合が最も多い。備蓄する習慣がある又はあった人の中では、インスタント食品と日用品を備蓄する人が最も多い。

過剰消費(※注2)の習慣及び返済について

多くの人が過剰消費する習慣があり、そのうち花唄、借唄を使用する人が最も多い。
一方、過剰消費の返済についてストレスを感じる人は約4割を占める。

      注1:花唄とは、アリババの傘下であるアント・ファイナンシャルが提供する中国消費者が「先に購入して後で支払う」ことをサポートする消費者信用サービスで、クレジットカードに似ている。借唄とは、アリババの傘下であるアント・ファイナンシャルが提供する中国消費者向けの短期小口ローンである。
    注2:過剰消費とは、「花唄」「借唄」「クレジットカード」などを利用した「先に購入して後で支払う」という事前消費行為である。

ロックダウンによる過剰消費の変化とストレスの有無

ロックダウン前に、毎月の過剰消費の金額は500元以上で2,000元未満の人が最も多い。
ロックダウン後、毎月の過剰消費の金額は減少した人が5割超を占める。

ロックダウン後、消費習慣に影響を与える要因

ロックダウン後、消費習慣に影響を与える最も多い要因はロジスティクスの不便である。

現在抱えている不安やストレスについて

多くの人は不安やストレスを感じており、主に「コロナウィルス」、「封鎖・隔離」、「経済的な収入」が不安やストレスを感じさせる最も多い理由となっている。

ロックダウン解除後、社会活動・外出活動に対する考え方

ロックダウン後、半数近くの人が社会活動について意欲があまり変わっていない。3割以上の人がロックダウン前より社会活動をしたいと考えている。
また、ロックダウン前と比べて、4割以上の人が外出を減らし、一方で、外出を増加させる人も3割以上に達する。

ロックダウン解除後、行きたい場所

ロックダウン後、公園や遊園地などの屋外レジャー施設や飲食店に行きたい人が最も多い。

ロックダウン解除後の運動方法・飲食方式・交通手段

ロックダウン後、自宅で料理することを選択する人が最も多く、また、運動やトレーニングについては、家又は屋外を選択する人が最多であった。外出時、コロナウィルスを考慮し、自家用車を使って外出する人が最も多い。

レポートのPDFをご希望される方は、下記よりダウンロードください。

執筆:上海現地法人 山田商務諮詢(上海)有限公司
(山田コンサルティンググループ株式会社 中国現地法人)

 

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